中学高校時代もよく金縛りになっていた。
金縛りは一説には
筋肉疲労から起こるとも言われている。
当時、俺は部活でバスケをしていた。
中学高校時代は一夜に一回程度の金縛りであったが・・・
大学に行く頃には、
バスケによる疲労もピークに達していたのか
一夜に二度三度起こるようになっていた。
ここまでの話だと霊とは関係ない話であるが、
金縛りが二度三度起こる頃には
時より変な幻覚を見るようになってきた。
金縛りがかかっている時は
周りを見てはいけないという迷信もある。
確かに
鍵を掛けた部屋に
誰かが覗いていたり
間近で覗き込まれたり
部屋の隅に人の気配を感じたり
様々は幻覚を感じるようになっていた。
酷いときは目の前に無数の骸骨が飛んでいる時さえあった。
俺は耐えきれず
就職活動で奈良に行ったとき
親戚のおばさんに相談し
奈良のどこかの山の上にある
不動明王の祈祷師をしている人に会った。
その方にお払いをしていただき
お札をいただいた。
それ以来
金縛りにはなるが
うまく交わせるようになり
次第に起こらないようになっていった。
これは霊の仕業ではないが
祈祷師の話によれば
俺のうちに仏壇が無いから
悪い物が寄り易く
そういうことが起こりやすいということだった。
確かに当時俺の家は
親父が公務員でもあったため
転勤が多く仏壇など置く場所などなかった。
人は一人で生まれてきたわけではない
誰にも祖先がいる。
毎日は無理でも
お盆やお彼岸など一年に一度は
お墓や仏壇に手を合わせよう。
そういう気持ちだけでも
悪い霊を防ぐ手段にもなる。
追伸
今もお札は持っている
かれこれ二十年になる。

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